通販物流コラム

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越境ECの始め方

越境ビジネスのコンサルティングをされており、

メディアにも出演されているコンサルタントに

越境ビジネスの最近の動向を伺いました。

 その方の具体的なソリューションは、

中国ECの中でも、シートリップ越境事業部門と業務提携をし、

シートリップが持つ越境プラットフォームを使い、

4億人のユーザーに向けてクライアントの商品を売り込もうというビジネスモデルです。
 
シートリップは日本市場を開拓に力を入れており、新規出店を検討しているビジネスと相性が良いです。

 海外向けに販売するにあたって大切なのは、

商品がターゲット市場で支持されるどうかです。

可能性のないところに時間をかけても企業は投資回収できないため

見極めが肝になります。

 
 支持される商品に企業と商品の信頼性を付加して、

ターゲットが集まるチャネルに投下し、

認知から購買までを一気に進める方法が海外でものを販売する基本戦略だそうです。

「天猫(ティエンマオ)(=Tモール)」や「京東(ジンドン)」などの

ECモールに旗艦店(自社ブランドフラッグシップ・ショップ)を出すこと大切です。

 その理由は、ここに出店しないと月何千という単位の受注を見込むことは

できないからだそうです。

越境ECのビジネスモデルを作ることは一朝一夕にできるものではなく、

2,3年かけて臨む必要があるそうです。

上述のECモールで自社商品を安定的に売れる体制を作ることが短期ゴールとなります。

 中期ゴールは、中国に現地法人を作り、国内ECに入っていくことです。

越境ECで売れる商品というのは傾向があるそうで、

そのコンサルタントによれば、売れる商品かは大体判断ができるそうです。

(いわゆる目利きですね。)

 もちろん客観的に売れる商品なのか予測する必要があるので、

検証として、中国人ネットワークを利用しレビューしてもらいます。

 具体的には、座談会のような形で、中国人の方に中国語でインタビューをして

商品の感想・意見をレポーティングされるそうです。

 その商品が「いける!」と判断されれば、

約1000名の在日中国人KOC(口込みを発信する消費者)が

中国の巨大市場に向けてSNS発信を行います。

 シートリップを広告チャネルに使っていましたが、

越境ECもできるので、テストマーケティング的にシートリップチャネルを使って、

効果がでれば「天猫」や「京東」の旗艦店設立について参入を準備するのが妥当という話でした。

ただ、「天猫」や「京東」は初期投資が高額になるので、

日本でそれなりに有名なブランドが対象になるということはよくわかりました。

 成功しているブランドは、

「 Tmall Global(天猫国際) 」「JDGlobal」などの越境ECを並行活用し、

さらにシートリップにも出店しているブランドが多いですが、

基本日本でも中国でも知られている有名ブランドでした。

 スター商品を育成するには、タオバオ、京東(ジンドン)など人が

たくさん集まるところに商品を露出させるという訳です。

次回は、ライブコマースについてご紹介したいと思います。



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